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ドイツの歌に“夜12時半のレパーバーン”を称賛したものがあります。このハンス・アルベルスのヒット・ソングで謳われた航海のロマンと、1842年の大火事はハンブルクを語る上で欠かせません。伝説的な歌手ハンスが生涯を過ごしたザンクト・パウリの魅力は、歓楽街やストリップ・ショー、セックス ・ショップだけではありません。ここではファンキーなサブカルチャーも生まれています。シュミット劇場の幕が開くとマニアックなエンターテイメントの世界が始まり、ミュージカルの劇場でも個性あふれる作品が上演されています。それに加えザンクト・パウリのメイン・ストリートを賑わせているのがクラブやディスコです。“世界で最も罪深い1マイル“と呼ばれるこの地区は、伝統的な風俗の世界だけではなく、現在は様々なトレンドやスタイルが混在する場所となっています。斬新なアイディアにあふれた若者たちは、刺激的で活気に満ちたこの場所にどんどん惹きつけられるのです。しかしザンクト・パウリの住人はこの最近のブームに対し、複雑な心境です。家賃が高騰し、昔からの住人が立ち退きを余儀なくされ、小さなバーが閉店に追いこまれているからです。 現在ザンクト・パウリには、セックスからヤッピーの集まるバー、パンクのディスコ、昔ながらの地元民、トルコ人家族、サッカー・チームのザンクト・パウリFCなど、あらゆるものが見つかるエリアです。ザンクト・パウリ内には“Grosse Freiheit”(偉大なる自由)という名の通りがありますが、それはもちろん名前だけの話ではありません。
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